高齢の祖母のがん治療

私の祖母は、82歳の時、胃がん末期と診断されました。

もともと高齢で老人ホームに入っていましたが、ある日、いつものように老人ホームを訪問した時、車椅子の祖母に付き添ってお手洗いに行くと、祖母の便が黒色のタール便でした。病院で働いていた私は嫌な予感がしましたが、その後、祖母は、嘔吐や激しい浮腫みが出現し、老人ホームにいる看護師の方に、母とともに相談をして、後日、病院に連れて行っていただくことにしました。

検査は、胃内視鏡でした。その結果、胃の中に大きな腫瘍がみつかり、本来は大腸内視鏡もしなければなりませんでしたが、高齢のため、胃カメラを施工したうえ、大腸内視鏡は、体力を消耗するので無理だろうとのことでした。主治医の先生と私達家族はたくさん話をしました。これからどうするべきか。

主治医の先生は、自分にも90歳を超える高齢の母がおり、やはりがんに侵されてしまいましたが、その年で手術や抗がん剤治療をするには、体力を消耗するだけなので、根治的治療はせず、本人が苦しくないように保存的治療のみをしたと話してくれました。がんに侵された場合、いろいろな選択肢があると思います。完治を信じて、放射線治療や抗がん剤治療と戦っているかたもいると思いますが、私達は悩みました。祖母にどうしてあげるべきか。かといってあまり考える時間もあるわけではありません。しかし、大切な家族の命に関することですから、とても難しいと思いました。

結果、やはり、祖母は末期のがんで完治は難しいということ。もしかすると、先に逝った祖父が、祖母に「もういいよ。こっちにおいで」と呼んでいるのかもしれないとも母が言いました。母は祖母の実の娘です。私も母も他の家族も祖母のいないところでたくさん泣き、そして、祖母ができる限り苦しくないような保存的治療をすることを決意しました。がんというのは、本当に難しい決断をしなければならない病気だと思いました。

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